vibes終わりました。


結局、砂は2t程あったようです。最終日、終了後撤収撤収。2tロングのトラックに砂を積んだ後になおかつ鉄板8枚、壁面パネル、スピーカだったりの音響機器がなぜか入ってしまうというミラクル。ついでに何もしていないのに車は自然と左へ傾き曲がっていってしまうというミラクル。しかし、それでもエンストはせずに無事時間通りに帰って来れるというミラクルが重なり、無事搬出完了。
パフォーマンス、制作、面白いですね。劇場に入ってからはもうほとんど理性的な話はできずに、すでに運を天に任せた状態に突入。むしろ、そうでなくてはならないような直感。結果として、非常に微妙な浮遊感を保った状態。シアターを見に来るお客さんはなかなか批評眼が厳しいわけで、賛否両論状態。自分たちとしては、というよりも僕自身としては、もちろんこれですべて完璧というわけではないけれど、確実になにかしらの感覚、触感があり、この感覚を忘れずに次に早く繋げていかなくては。前回のインスタ制作からの一つの帰結。であり、なおかつ今後の方向をわりかし明確に指し示している。わからないことによってわかること。明確な曖昧さ。言葉が浮き上がっていてそれでも結局どこにもいかない。はじめから最後まで何も変わらずにただ主観的な視点の遷移だけがある。そもそもはじめと終わり?
主観的な世界から客観へのライン。直線と曲線。ないしは多次元を交わる平行線。
砂埃は水のように降り注ぐ訳ではなく、まるで羽毛のように地面に薄く覆いかぶさっている。
メタルの質感。「空間軸」をもっと意識すること。

写真はブースでごてごてになってる僕のPB。