g o t h

最近、ゴシックカルチャー(いわゆるところのgoth)に興味があって、いろいろと(という程多くもないけれど)読んでみたりしてるんですが、当たった本が悪かったのかもしれないけれど、少なくとも僕が読んだ数冊はどれも無理矢理に自己を正当化 - どうにかして意味を見つけ出そうと - している感が強い。ちゃんと、私たちは歴史的基盤があるのです。文化的な意味があってここにあるのです、っていうような。
確かに、文学、音楽とか文化として共通している基盤、雰囲気と言った方が的確か、そういうのはあるのだけれど、結局それは幼い趣向? のように思えてくる。本質的な部分ではないというか。わざわざまとめて論じる必要がないものとして。
日本だとさしてどうということは無いのだけれど、ヨーロッパの街でゴシックス、パンクスみたいに集団でたむろしている感じ、あれはなんか、単純に趣味趣向と言えないような何かがあるのではないかと思うんだけどね(まあ、実際のとこ文字通り読めば趣味趣向ってことなんだけど - と、そういう中で文化として根付いていない日本でどうこう考えるのが間違ってんのかもしれんのだけれど)。
要は、読んでて面白くないんだよね。
と、安易にまとめてしまうのは悪い癖だ。