01/26 sat. o.blaat lecture+concert - Max workshop extra series vol.3

anagma2008-01-23

トークします。ライブします。
今回のゲスト、o.blaatさんはN.Y.で6年間に渡ってエレクトロニック・ミュージック・オープンジャム・パーティSHARE(http://share.dj/)を主催している方です。僕は、一昨年、S.W.O.でイタリアのフェスに行った時にお会いしたのが初めてでした。SHAREでは会場/PAセットのみをオーガナイザが用意し、そのプログラムは当日、そこに訪れた人によって作られて行きます。 - むしろ、プログラムなんか無いと言ってもいいのかな。フラっと集まった人によってラフにセッションが行われている。そこにはちゃんとしたミュージシャンも来るし、普段は人前で演奏する機会を持っていないような少年がそっと参加していたりとか、そのラインの上ではみんな同列なんですね。僕も似たような形態のプラカー(http://leplacard.jp/)をやっていたこともあり、コミュニティをベースとして行われる音楽/コミュニケーションが音楽としてい響くということについて意気投合しました。
今回は、一応Maxワークショップという冠がついているので(笑)、彼女がライブで使っているMaxのパッチについて説明してもらってから、上記のCommunity Basedな音楽のあり方みたいな話を主にしていこうと思ってます。

後半は、浪速の魔法使いこと梅田哲也を迎えてコンサートを開催します。
ギャラリーの階段スペースを丸ごと会場としてちょっと変わった形態でのコンサートです。

Max/MSP, Jitter workshop extra series vol.3 o.blaat lecture + concert

http://adanda.jp/workshop/maxmsp/2007/12/extra-seriesvol3-oblaat-lectureconcert.html

  • 日時
    • 2008年1月26日(土)
  • レクチャー
    • 18:00- 入場無料
  • コンサート
    • 20:00- 当日: 2,500円 / 予約 : 2,000円(Maxワークショップ受講者の方は1,500円)
  • 出演: o.blaat, 梅田 哲也, 古舘 健

o.blaatこと上西 啓子は音と人/音と社会との関係をテーマに活動を行うサウンド・アクティビスト/コンポーザー。NY、ブルックリンをベースにしつつ、毎年、ヨーロッパ、カナダなど各国のフェスティバルに多数、出演しています。また、NYにて6年以上に渡って毎週(!!)開催されているエレクトロニック・ミュージック・オープンジャム・パーティSHARE(http://share.dj/)の中心メンバーでもあります。

このワークショップの前半では、彼女のMax/MSPの使用法(彼女自身は自分のことをProgrammerではなく、Modifier[改造/加工者]だと言っています)、またSHARE周辺で起こっているコミュニティベースの新しい「音楽」のあり方を、このワークショップのコーディネータでもあり、The SINE WAVE ORCHESTRAやプラカーなど、同様のコミュニティベースのアート/音楽に取り組んでいる古舘 健との対談の中で伺っていきます。

後半には、音と空間、そして「聴取」に対する独特のスタンスで、国内外、様々なフェスティバル/展覧会にてパフォーマンス/インスタレーションを繰り広げる梅田 哲也をゲストに迎え、コンサートを開催します。

o.blaatさんについてはやはりN.Y.をベースに活動されている恩田晃さんが書かれた文章がありました。ちょっと古いですけども。
http://www.japanimprov.com/aonda/aondaj/writings/oblaat.html
あと、myspaceではライブの映像なんか見れます。
http://www.myspace.com/oblaat

当日、会場にてお待ちしてますー。