Log - 京都精華でGenerative Graphicsのワークショップ

ログです。
京都精華の映像コースの授業に呼んでいただいて、Generative Graphicsについてのワークショップ講師を務めてきました。あと、1/19にもう一回。クラス内の授業としてのワークショップですが、もぐり歓迎とのことなので、もし受けてみたいという方いましたら、僕まで連絡ください。


Generative Graphics - 生成的なグラフィック/映像について。
分かりやすい一つの目標として、flight404やGlenn MarshallなんかをVimeoで観てみることから始めて、最近のこの辺のトレンドとしてVisualization、ART+COMがやってるようなNeo-kinetic Artあたりについて、とか。とか。
それからそのルーツ的な部分として、フルクサスミニマリズムなんかのルール・ベースド・アート、Digital Art Museumあたりの最初期のころのコンピュータグラフィクスを紹介してみた。
この準備にあたって、溜まり続けるだけだったブラウザのBookmarkを整理。ffffoundで気に入ったページをほとんど後先考えずにとりあえずブックマーク、みたいな癖があってその整理に手間取るものの、Firefoxのadd-on Bookmark Previewsで作業は大分快調。このAdd-onでブックマークしたページのサムネールを作成できるのだけど、それで一覧でみてみると自分の好みの方向性が明らかになってなかなか面白い。特にffffoundのページなんかだとフォーマットも一緒なので一覧感高し。Bookmark Previews、ちょっと重いのだけどもオススメす。
https://addons.mozilla.org/ja/firefox/addon/6271


そんなのしながらいろいろと再発見。いわばGenerative系のクラシックス、前にDaito氏の手伝いでlaptop orchestra用に映像を作った時に参考として教えてもらってからいろいろと潜っていたあたりで。

Manfred Mohrの初期のアルゴリズム作品とかすごいです。ものすごくエレガント。

あとはBerlinのDigital Art MuseumのOnline Museum

こんなのがBerlinにあるなんてチェックしてなかった! 今度Berlinに行く機会があったら絶対行こうと思います。滲んだドットのパターン。モアレ。断片化した幾何学幾何学なんだけどエッジは全然シャープじゃなくて質感、テクスチャ。

このページとか良くまとまってる気がします。


こういうエレガンスについて、しばらく考えて行きたいな、と思ってるわけです。


と、学生向けのサンプルとしてProcessingで音に反応する簡単なビジュアライザを作り始めたら、なんか妙に楽しくなってしまって久々にコード書きながら完徹。MinimでMacBook Proのラインの入力を受けようとごちゃごちゃやってたんですが、うまく行かず。どうやってもマイクしか入ってこない。誰か、うまくいっている人居たら教えて下さい。とりあえずSoniaでやったのだけど、それでも片方のチャンネルしか音はいってこないし、JSyn入れなきゃいけなかったりでちょっと面倒。なんですよね。Windowsだとまたきっと全然違うんだろうなー。