陶板名画の庭での屋外公演「KISS」今日から5日間!

直前の告知になってしまいました。。。
参加しているdotsの公演、「KISS」今日からです!

dots 新作屋外パフォーマンス公演 'KISS'

http://dots.jp/kiss

  • 日時
    • 2009年9月19日(土)〜9月23日(水・祝) 19:00開場 / 20:00開演
    • ※19:00より「陶板名画の庭」に入場できます。
    • 客席開場は19:30より、チケットに記載の整理番号順にご案内致します。
  • 会場
  • 料金
    • 一般前売3,500円 当日4,000円 / 学生前売3,000円 当日3,500円
    • ※全席自由席(入場整理番号付き)
    • ※学生券の方は、前売り、当日共に入場時に学生証の提示をお願いします。
    • ※未就学児童のご入場はご遠慮下さい。


ボランティア・スタッフ募集!

ご応募、お待ちしてます!

2009年9月、dotsは、安藤忠雄の設計による野外美術館「陶版名画の庭」(京都・北山)で、新作パフォーマンス作品『KISS』を上演します。
その公演に向けて、共に作っていけるボランティア・スタッフを募集します。

主に、広報や、劇場入りしてからの会場設営やケータリング・受付等をしてもらいます。公演制作に興味をお持ちの方、作品制作の現場に立ち会ってみたい方、ご応募お待ちしております。応募資格は不問です。

6月29日(月)に、ボランティア・スタッフ説明会を開催します。今回の公演の作品プランをはじめ、仕事内容など具体的にお話します。まずは、説明会にご参加ください。

dots KISS ボランティア・スタッフ説明会

  • 日時 : 6月29日(月)19:00〜21:00
  • 会場 : 京都芸術センター 制作室8
    • ※資料準備の為、来られる際は事前に件名を「ボランティア・スタッフ説明会申し込み」としてdots[at]dots.jpまでEメールにてご連絡ください。

公演についての詳細はhttp://dots.jp/kiss/まで


log - rimacona at UrBANGUILD

ログです。
rimaconaさん(http://www.rimacona-lab.com/)のライブで映像をekranで担当しました。
映像をekranのメンバー3人で担当したのですが、僕のは映像というより照明になりつつあります。。。まあ、でもそれも一つの方向性。最近の個人的な傾向です。
自分で映像をやっていると記録を取る余裕が無くなってしまって困ります。ちゃんとアーカイブしないと。。。710.beppoとして映像やってる時のもほとんど記録が無いんですよね。





4/21 hidden echo at cafe independants

うっかり、明けて今日ですが、

2009.4.21 19:00〜

hidden echo at cafe independants

http://www.cafe-independants.com/

  • LIVE :
    • Overload Collapse (from Swiss)
    • Tokage (from Swiss)
    • marihiko hara + FURUDATE Ken
    • yuji kondo
  • DJ :
    • Ken'ichi Itoi aka PsysEx (shrine.jp)
    • Tatsuya (night cruising)
  • charge free

rimaconaの原君の映像を担当です。
http://rimacona-lab.com/
チャージフリーですので、皆様是非ー。

4/7-9 dots performance "nowhere" / web renewal他

えーと、まずdotsさんのweb siteをリニューアル、ということでデザイン、コーディングしました。
http://dots.jp/
あらかじめ言い訳しておくと、コンセプトモデル、です。全編、JavaScript、というかprototype.js全開で、もうFlashでやれよという声が聞こえてきますが、、、JavaScriptでも、まあこれだけグラフィカルにできるよ、と。まあ、でも実際その分レイアウトが大味になってしまっているのは否めないので、時間をみつけて徐々に直していく予定です。
これに併せて個人的にwebの仕事もこれまでよりも積極的に受けていくようにしようか、と画策中。もし、お仕事ありましたらご相談くださいませ。
自分のサイトもまとめないとなー。


あと、4月になりますが、dotsで昨年制作したパフォーマンス作品nowhereを大阪にて再演します。主にサウンドを担当。

dots performance "nowhere"再演

http://dots.jp/ja/#/work/nowhere

大阪sunsuiでのイベント、no gravity century vol.2での公演になります。
http://idolatry.name/

dotsでは結構今年はいろいろとやっていく予定です。


と、現在ツアー中の坂本龍一さんのコンサートで一部、映像を制作しました。
ちょうど、先日、京都公演があって観に行かせていただいたのですけれど、無事、没にならずに安心しました(笑。

dubstep

今更ながらにdubstepがものすごく面白い。Flying Lotusもそうなんだけど、ここ最近の音楽の興味はDaito氏のBlogを読んでて「へーこんなんあるんだ」的なとこから入ってくとこが実は多かったりするのだけれど、今回も例に漏れず。
http://www.daito.ws/weblog/

Flying Lotusのローファイ感が久々にこれいいなー、と思えるもので - ちょうどHiphopのグルーヴというのがどういう類いのものなのか、ということが分かってきたというタイミングとも合致してたりするのだけれど - だけどもFlying Lotusの打ち込みはちょっと過剰か? - そこから潜りつつ、O.N.O.氏の曲だったりPlacardで聞いたPhaseworkのManathol氏のライブがすげー良かったり。
http://www.phase-works.com/

で、Last.fmのおすすめなんかを聞いてると4つ打ちじゃないんだけど妙にインダストリアルでシャバシャバしたビートが。で、それがどうやらdubstepであったらしい。

先日のraster-notonでも、なんか妙にみんな歪んでてビートは妙にグルーヴィーで、今更インダストリアル回帰か?とか思ってたんだけど、これは実はdubstepの影響なのか?
歪んだビートと重いベースと伸縮するグルーヴ。

Milanese、いいすね。
http://www.myspace.com/milanese1
webで探すと、いくつかMixやライブの音源が落ちてる。
GothTradはいつの間にかdubstepに。
初めて買ったTechno的なCD - インストでビートオリエンテッドなエレクトロニック - はRoni SizeのNew Formsだったんだけど、改めて聞くとその渋さ、煙たさにちょっと驚く。名盤だ。
d'n'bから派生して2stepが出てきたあたりまでは何となく追ってたんだけど、ボーカルものとかラップが苦手だったのでそれからその辺って聞いてなかったんだけど、この暗さは気持ちがいい。
まあ、多分その辺の人に言わせればほんとに今更なんだと思うんだけど、実際、なんか久々にはまってるな、と思って。立ち姿の奇麗な音。


ちょうどいいタイミングで大阪でもdubstepのイベントがあったのだけど、行きそびれる。。。無念。次は行こう。


僕もちゃんと曲作ろう。とか思った。


追記:
Autechreをあらためて聞くと、そのソリッドさ、がキますね。

2/27 Presentation35 duo pieces at shin-bi とテキストベース言語のロマンティシズム

まだ、ちょっと先ですが。
shin-biのイベントにekran名義でrimaconaさんの映像で乱入いたします。

Presentation35 duo pieces

http://www.shin-bi.jp/modules/wordpress1/index.php?p=147

  • 2009年2月27日fri. 19:30open 20:00start
  • Adv.2000円 Door.2500円
  • Duo Recio-Garcia
    • Lucia Recio ルシア・レシオ(voice)
    • Xavier Garcia グザヴィエ・ガルシア(sampler)
  • rimacona + ekran
    • 柳本奈都子(vocal)
    • 原摩利彦(composition and piano)

昨日は、そのイベントに向けてアンデパンダンでキックオフ。
ekranは去年の夏くらい(もうそんなに前だ。。。)から始めた新しいユニットで、そもそも元はAD&A galleryでのMax/MSP, Jitter workshop(http://adanda.jp/workshop/maxmsp/)の受講者を中心にちょっと面白い事やろうぜ的に始めたもの。主にクラブイベントだったりで空間演出だったりデコレーションだったり映像だったりを中心にやっていこうとしている。その派生でアートっぽくもなったりするわけだけど。作品、として形にしよう、というよりはもっとスケッチワーク的な色合いが強い。
そういうものなので、なにかやろうとした時には、ワークショップ形態でなにか試しつつという感じ。今回は、今をときめくopenFrameworks(とProcessing)をメインに使おうかな、と。まだ、あんまり使える人が少ない分、これでみんながりがり使えるようになってくれたりするとちょっと面白い。学校みたいな機関で教えていくのではなく、こういうインディペンデントなスタンスで面白そうだからみんな使えるようになりました、とかちょっと鮮やかじゃない?(笑
とはいえ、目指す方向もちろんそういうとこではない。結構、明確に見えてきている。ここ数ヶ月というか、ekranを始めてからは何かをやった時にその手応えみたいのがはっきりと感じられていて充実してる。自分だけでやろうとした時には、形態の新しさ、構造の新しさみたいなとこを志向してしまうのだけれど、こういうユニットを通すことでそこはぼやけて、むしろ、それで「何を」するのか、っていうとこの方が重要になってくる。というか、それがこれまでないがしろになってただけで、ようやくバランスがとれてきてるんだと思うんだけど。

と、それはそれでぜひ本番でその成果を観て下さい、としか言えない。し、むしろ、そうとしか言いたくない。


それはそれでー、

僕が映像をやるのにメインでこれまで使っていたのはJitterなのだけれど、最近、使えば使うほどその限界の様なものを強く感じている。良くも悪くも感覚的な環境で、パーティクルとかそういう集合的なものを集合の状態でバーンとやる、みたいなことはすぐにできちゃうんだけど、その一粒一粒をちゃんとコントロールできない。なんとなく、オブジェクトをつなげていってその偶然の中から「あ、これいいじゃん」みたいな風に見つけ出していく感じ。それに対してProcessingであれば、もっと確信的に何かを志向できる。
Jitter(とMax/MSP)はシステムを組むのにはすごく適していて、安定しているしその構造も分かりやすい(ように作んなきゃいけないけど)。マルチスクリーンとか、音、センサーでのインタラクションなんてのもお手軽。適材適所、ってことすね。コンテンツを作るにはちょっと弱い。


打ち合わせの中で、webから拾ってきたサンプルのプログラムをベースに、「このままだとつまんないから、ここは無くしてこれを足して」みたいな風に改造していく普段一晩でやっていくような作業をリアルタイムで実演。その中でしゃべりながら我ながら面白い事言ったなー、と思った事で「このドットの気分になる」「変数に感情移入する」「プログラムを文脈で読む」(笑)なんてのがあるんだけど、今、その言葉を書いて改めて見た時にそのキてる感じ思わず(笑)をつけてしまうけど、案外、普段からこれは無意識の内にそうしてるんだよね。プログラミングであっても、対象は言語。読解力とか表現力は問われるのです。
こういう説明はJitterでは出来ない。Processingだったりのテキストベースのプログラミング言語の場合は、変数というのがしっかり定義されたものとして読む事ができる。オブジェクトも実際にオブジェクト(物体)として認識できる(ように書かなきゃいけないんだけど)。ちゃんとそれぞれに変数「名」という「名前」がつけられるというのが大きな違いなんだろうな。アイデンティティをちゃんと持っている、というか。グローバルに持たせた配列のその一つ一つの箱は明確に一つ一つの箱としてそこにある。
Jitterの場合にはオブジェクトは、オブジェクト(物体)というよりは処理の固まり - サブルーチンなんだよね。マクロ的、というか。テキストベース言語の変数に対して、その外見に反してもっと概念的。上の言い方をすれば感情移入する先はそのオブジェクトではなくて、そこに流れていく数値でなくてはならなくて、その数値が処理されていく中でどういう風にアイデンティティを獲得していくか、というドラマが問題にならなきゃいけないはず。その数値が実体を持たないわけですよ、Jitterだと。


Java(に限らずテキストベースのOOP言語)は世界を記述する - 決して処理を書くわけではなく、あくまでもそのオブジェクト同士の関係性を明確に描き出していく、文章で描写していく作業。対してJitter、Max/MSPのプログラムは処理、どういう処理をさせていくか、というむしろ手続き型、なわけだ。

ああ、テキストベースのOOP言語ってロマンチック!!(笑