18m

実際に18mを弾くというのはすごい。ちゃんと弾けてる。まず、第一印象としてそれ。
ちゃんと音楽になってる。きれい。最初のソロが終わったときに思わず、ため息。

最近、自作楽器の人がよく目に付く。もちろん、今回のエレン・フルマンは80年代から続けている人だけれど、先日の八広でのイベントしかり、プラカーでも、コンピュータを使わずに(使っている人もいて、なんていうかそれで完結してない)自作楽器で演奏する人が気になる。自分自身としてもPowerBookのみでライブするということに躊躇する。
それは、音楽を超えたいということだろうか?ほんのこの前まではS.W.O.の活動はそれはそれで、ソロではもっと音楽に忠実でありたい、というか音楽を信じていたいというか、そういう気持ちだったんだけれど。

いわゆる"ポスト"ミュージック?

前にちらっと人づてに聞いたのは、ポストmego。僕ももうすぐ24になってしまうわけだけれど、mego @ ICCの衝撃ではない部分の何か。曖昧ではあるけれど、確かにそれ以降の動きはあるのではないかと思う。それが新しいのかどうなのか。少なくとも「僕」にとっては新しかったりするんだけど - と主観に逃げてみたり。

正直に書いて、僕が今やっている事、S.W.O.であったりとかプラカーであったりとか、その他もろもろ今後やって行こうという方向が「ポスト」なんちゃら。新しい価値観を生み出し得るものであればすごく嬉しい。言葉として「ポスト」という言い方をしてしまう弊害というのは計り知れないけれど、進んで行けるというのはすごく良い。

「ポスト」という言葉を使ったときにある印象として、これまでのものを否定してそこから出てくるというか、そもそも、その「ポスト」の対象になるものが明確でないということが問題なのか。もしくは、「ポスト」として「プレ」が出て来てしまう事が問題なのか。

結構、自作系、「ポスト」ラップトップっていうのは、かつてあったことを今の印象で再認識する事に近い。デジタルサウンド以降なりのアナログの解釈。
あと、コンピュータなんか使わなくてもこんなに楽しいことはできる、というなんていうかな、すかし、というのか、そういうのに「かっこいい」と思うのは間違いなく。

まだ、頭の中で曖昧すぎる。メモ。眠い。